ご挨拶

菊池整形外科医院は地域に根ざした
"かかりつけ医(ホーム・ドクター)"を目指しています。


                                       菊池整形外科医院  院長 菊池 卓

かかりつけ医とは、単に特定の疾患の専門医ではなく、あなたの健康を保つための相談役です。
日頃からあなたの健康状態、家庭や仕事の環境を把握し、医療行為だけではなく適切なアドバイスをする医師です。

私の専門である整形外科では、運動器の疾患を扱う診療科で、日常の生活を支障をきたすことなく送るため
体の動きに関するさまざまな症状を治療します。
それは、背骨と脊髄を扱う「脊椎外科」、上肢を扱う「手の外科」と「肩関節外科」、下肢の「股関節外科」、
「膝関節外科」と<「足の外科」、

スポーツによるけがや障害を扱う「スポーツ医学」、「リウマチ外科」、腫瘍(できもの)を扱う
「骨・軟部腫瘍外科」、骨粗鬆症などを扱う「骨代謝外来」と多数の分野があります。

もちろんスポーツ傷害や交通外傷、労働災害などに代表される打撲、捻挫、骨折など、
変形性変化を伴う加齢疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ、痛風、運動器の腫瘍、運動器の先天異常など
新生児時から老年まで幅広い患者さんと接しています。

そのため、設備、手術の関係上、当医院でも対処できないことはたくさんあります。
そんなときは症状に合わせて近くの病院の専門医を紹介させていただきます。
明るく健康な毎日を過ごすために、当院をかかりつけ医として利用して頂きたいと思います。

この小郡市で48年にわたり、地域診療としてやってこれたのも皆様のおかげであります。

これからも地域の皆様の健康維持に、お役に立てればと考えております。

Q整形外科と形成外科

――似ている響きですが、どのように違うのでしょうか?

A整形外科は身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる
「運動器」の機能的改善を重要視して治療する外科で、背骨と骨盤というからだの土台骨と、
四肢を主な治療対象にしています。


背骨と脊髄を扱う「脊椎外科」、上肢を扱う「手の外科」と「肩関節外科」、下肢の「股関節外科」、「膝関節外科」と
「足の外科」、スポーツによるけがや障害を扱う「スポーツ医学」、「リウマチ外科」、腫瘍(できもの)を扱う
「骨・軟部腫瘍外科」、骨粗鬆症などを扱う「骨代謝外来」と多数の専門分野があります。

これに対し形成外科は、生まれながらの異常や、病気や怪我などによってできた身体表面が見目のよくない状態に
なったのを改善する(治療する)外科で、頭や顔面を含めたからだ全体を治療対象としています。

熱傷(やけど)の治療、怪我や手術後の皮膚の瘢痕・ケロイドや生まれつきの母斑(あざ)の治療、皮膚や皮下の腫瘍の切除、
眼球がおさまっている骨のくぼみやほほ骨などの顔面骨折の治療などが、形成外科の一般的な治療です。

頭蓋骨や顔・あごの骨の生まれつきの変形に対する変形矯正手術、口唇裂、口蓋裂、小耳症などの顔面の生まれつきの
異常に対する形成手術、癌や外傷などによる顔面の部分欠損に対する再建手術、漏斗胸、鳩胸などの
生まれつきの胸の変形の矯正手術や乳癌で切除された乳房の再建、生まれつきの性器の異常に対する形成手術などは、
最も形成外科的治療といえます。

合指症、多指症などの手足の生まれつきの異常、手指の外傷や切断は、整形外科でも形成外科でも治療されています。

日本でまだ「形成外科学」が確立していなかった時代には、整形外科で口唇裂や熱傷の治療が行われていました。

学問として形成外科学が確立された後も、対外的に診療科として名乗ることができる標榜科として認められるまでは、
「形成外科」や、形成外科から発展した「美容外科」を行う医師たちが、形を整えるということを意味する
「整形」という言葉を含む標榜科である「整形外科」を名乗っていたこともあります。

このため、現在でも「形成外科」や「美容外科」が「整形外科」として使われることがありますが、これは誤りです。

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